ギャンブル依存症

ギャンブルには依存症を引き起こす危険がある事はよく知られています。

競馬やパチンコ・パチスロ等、ギャンブルは成人であれば誰でもできる環境にあります。また、近い将来、統合リゾートとしてカジノが解禁される事もあり、ギャンブルは多くの人にとってますます身近な娯楽となっていくでしょう。

楽しみ、レジャーとしてギャンブルをする事に何ら問題はありません。しかし適度な楽しみの範囲を超え、ギャンブルに依存してしまうようになると、生活に大きな支障をきたします。

ギャンブル依存症は精神疾患

厚生労働省のウェブサイトの依存症対策のページでは、「病的賭博」(いわゆる、ギャンブル依存症)として以下の定義が記述されています。

「この障害は、社会的、職業的、物質的および家庭的な価値と義務遂行を損なうまでに患者の生活を支配する、頻回で反復する賭博のエピソードから成り立っている。この障害を有する人びとは、自分の仕事を危機に陥れ、多額の負債を負い、嘘をついたり法律を犯して金を得たり、あるいは負債の支払いを避けたりすることがある。患者たちは、賭博をしたいという強い衝動を抑えることが困難であり、それとともに賭博行為やそれを取り巻く状況の観念やイメージが頭から離れなくなると述べる。これらの没頭や衝動は、生活にストレスが多くなると、しばしば増強する。」

つまり、ギャンブルをしたいという衝動が常にあり、それを自分でコントロールすることができず、生活に支障をきたしてしまう事です。

ギャンブル依存は本人の意志薄弱が原因であるとか身勝手な行動と見られてしまう事が多いものですが、性格によるものではなく、適切な治療を必要とする疾患です。「ギャンブル障害」「病的賭博」とも呼ばれ、世界保健機関(WHO)やアメリカ精神医学会で依存症、精神疾患に分類されています。

ギャンブル依存症の症状

ギャンブル依存症を患うと、ギャンブルを常に渇望し、制御する事ができなくなります。ギャンブルによる借金などの問題が生じてもやめる事ができなくなってしまいます。

またギャンブルがエスカレートし頻度や賭金が増え、ギャンブル以外の事に関心が無くなります。ギャンブルをしないとイライラや発汗など離脱症状が現れる事もあります。

このような症状が当てはまる方は、ギャンブル依存症を専門にしているカウンセリング機関へ相談、もしくは病院の精神科受診をお勧めします。精神科でのギャンブル依存症の治療には健康保険が適用されます。