海外レスポンシブルゲーミング制度

オンライン、オフラインを問わず、カジノが合法的に運営されている海外の国々では「レスポンシブルゲーミング」という概念が浸透しています。

レスポンシブルゲーミングとは、「責任あるゲーミング」の意味で、ギャンブル業界とプレイヤーがギャンブル依存や未成年者の参加といったリスクを認識し、これを防ぐために業界全体が適切な対策を取る事です。

ギャンブルが規制の元で運営されている海外の国々では、系統だったレスポンシブルゲーミングのガイドライン、研究機関、そしてギャンブルに関する問題を抱えた人が相談できるカウンセリング機関といった、専門知識を持った組織が存在します。ギャンブル依存などの問題をプレイヤー個人の問題として放っておくのではなく、プレイヤーに安全な環境を提供するよう、政府のライセンス発行機関とギャンブル業界全体が一丸となって努力をしていると言えるでしょう。

日本には競馬、宝くじ、スポーツ復興くじといった公営ギャンブルがあり、更に誰の身近にもパチンコ・パチスロ店舗があるという状況ながら、レスポンシブルゲーミングに関しての系統だった対策はほとんど取られていないというのが現状のようです。

ここへきてカジノ法案が議決、将来日本にもカジノができる事を考慮し、レスポンシブルゲーミングの概念と制度を導入する必要に迫られていると言えるでしょう。2017年5月にGlobal Market Advisors, LLCによりまとめられた「日本IR(統合型リゾート)白書」でも、「レスポンシブルゲーミングは最も重視するべき点ではないか」と記述されています。

ここでは、海外のレスポンシブルゲーミングの制度とはどういったものなのかを見ていきます。カジノやオンラインカジノの事業者が実践している事、レスポンシブルゲーミングに関する団体、ライセンス発行機関による取り決め等を国別にまとめてみました。

海外のレスポンシブルゲーミング制度

  • 英国
  • 米国/li>