IR-カジノ

IRとカジノ

世界のIRから見る日本IRの可能性

今現在、良い面でも悪い面でも日本の国会をにぎわしているテーマのひとつがこの日本IR法案。ここでは、世界各国の代表的なIRをご紹介し、その上で、日本のIRの可能性について探ります。

老舗IR「シーザーズ・パレス・ラスベガス(Caesars Palace Las Vegas)」

「ランドカジノ」と聞いて、まず多くの人が思い浮かべるのはラスベガスではないでしょうか。数あるラスベガスのIRの中でもトップクラスの大きさと、2016年で50周年を迎える、長い歴史を誇るのがシーザーズ・パレス・ラスベガスです。

シーザーズ・パレス・ラスベガスの大きな特徴はズバリ「すべてが揃っている」という点。およそ33ヘクタールの広大な土地に、カジノやホテルはもちろんの事、その内の2ヘクタールを占める巨大なプール、アメリカ随一のショッピングモール、有名アーティストの公演を数々になってきたホール、一流シェフが腕を振るうレストラン、ゴルフコース……などなど「人生を楽しむためのすべて」が詰まっているといっても過言ではないIRです。

スパやヘアサロンまで完備されていることを考えると、もしかすればこのシーザーズ・パレス・ラスベガスから一歩も出ずとも、むしろ、一歩も出ない方が幸せな生活を送れるかもしれません。

新進気鋭のIR「ギャラクシー・マカオ(GALAXY MACAU)」

「ラスベガスがカジノ発祥の地であり、IRの本場」であると考えるなら、そんなラスベガスに追いつけ追い越せですさまじい発展を見せているのがマカオのIR事情。その中でも、マカオのみならず世界最大級のIRとして鳴り物入りで建設されたのがギャラクシー・マカオです。

その規模の大きさは、第一期工事が2011年に、第二期工事が4年後の2015年に完了するなど数年に、何回かにわたり建設拡張工事を行わなければならないほどであったことからもうかがえます。

ギャラクシー・マカオ最大の特徴は、カジノだけでなくそのホテルの質の高さにあります。2015年の第二期工事が終了した際、6つの「5つ星ホテル」が併設されることに。また、レストランの数も120店舗以上と、非常に多岐にわたるだけに、このギャラクシー・マカオは、カジノリゾートという枠組みを超えた「最高級リゾート」としての地位を確固たるものにしました。非常にハイレベルなIRです。

日本にできるIRはいったいどんなものになるのか?

広大な土地を持つアメリカ、ラスベガスのIRや、土地はもちろん、多額の投資によってラグジュアリーに作られたマカオのIR。そのどちらも非常にハイレベルなものではありますが、実際日本にIRが作られるとしたら、どのようなリゾートが完成するのでしょうか。

ひとつ、2019年3月に入ってきた日本IR関連のニュースとして明るかったのは、アメリカのIR最大手、ウィンリゾーツが東京に事務所を開設。更に「日本に世界最大級のIRを建設する」と方針を発表。その予算は最大で「1兆円」であるとも話されていました。

また、香港IR大手のメルコリゾーツは「大阪万博にむけて大阪でのIR施設を検討、建設することとなれば、予算は1兆円。自社最大級のものになる」と発表しました。大阪のIR予定地である夢洲は70ヘクタールと非常に広大であることで知られています。

国民の所得が高く、観光資源も豊富である上、パチンコ・パチスロといったカジノに直結するアミューズメントの人気が高い日本ということもあり、各国のIR関連会社はどこも熱視線を送っています。もし、日本にIRが作られることとなれば、これまで世界でも類を見ないレベルのモノが完成する可能性も大いにあるでしょう。